日本の公的年金受給は、よく「2階建て」の建物に例えられます。1階部分がすべての国民に共通する「老齢基礎年金」、2階部分が会社員などに上乗せされる「老齢厚生年金」です。
1階:老齢基礎年金(定額の基礎)
満額(40年間未納なく納付した場合)の受給額は、2026年度基準で年間約 816,000円 程度です。未納期間や免除期間がある場合は、その割合に応じて減額されます。
計算式: 満額受給額 × (保険料納付月数 / 480ヶ月)
2階:老齢厚生年金(報酬比例の厚み)
こちらは非常に複雑です。加入期間中の平均的な報酬額(月収)と、加入していた月数、そして生年月日に応じた再評価率などを掛け合わせて算出されます。
ざっくりとした目安としては、現役時代の平均月収の約0.55%を、加入年数分だけ積み上げたと考えると、大まかな輪郭が見えてきます。